基本的な用語の解説
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投稿日:2019年03月29日 投稿者:外渉課
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外壁や屋根の塗装について調べてみると様々な用語が出てきます。
ロハスコートも一般的な塗料と同様の種類ではありますので
専門用語なども使用してご説明しています。
基本的な外壁や屋根の塗装で使用される用語をご説明してみましょう。
①足場
工事を行う際の作業員の作業台や通路となる仮設物のことです。
単管足場 → 単管と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて立てる足場(現在ではあまり使用されません)
くさび緊結式足場 → 一定間隔に緊結部を備えた鋼管を支柱とし、
緊結部付きの水平材、斜材等を建地の緊結部にくさびで緊結し、床付き布枠を作業床とした足場
②高圧洗浄
高圧ポンプで水を霧状に噴霧し、ほこり、かびなどの外壁の汚れを取り除く方法。
③下地調整
付着力の弱い脆弱化した塗膜や塗膜のふくれなどを除去し、
下地面の付着物や汚れを取り除いて塗装に適するよう下地を整えること。
④下地補修
下地面の補修工事として、凹凸、ひび割れ、欠け、段差などを埋めたり
削ったりして塗装に適した下地に調整する作業。
③④は塗装の仕上がりに直結しますので、非常に大切な工程です。
⑤下塗り
既存塗膜と塗り替えの塗膜をつなぐ最初の工程。
使用する下塗り塗料はシーラーと呼ばれ、鉄部などでは錆止め塗料と呼ばれます。
⑥シーラー
素地に対する付着性やその上に塗る中塗り材との付着性を良くする働きを持っている。
既存塗膜との付着性を高める効果もある。
ロハスコートでいうシーラーはロハスコートBW 下地調整剤となります。
⑦中塗り
下塗りの上に塗装し、上塗りの美観を高めるための工程。
⑧上塗り
中塗りの上に塗る最後の仕上げ。美観を長持ちさせるなどの塗料本来の用途にかかわる工程。
⑦⑧はロハスコートでいう主剤(クールホワイト・基準色)にあたります。
⑨希釈率
塗装に適するように、塗料を薄める割合を設定したもの。
塗装器具別に設定されている場合もあります。
ロハスコートの場合、希釈率は
・ロハスコートBW → 無希釈~1:1
・主剤 → 基本的に無希釈
・トップコート → 基本的に無希釈
しっかり性能を発揮するために希釈率は守るようにしてください。
ロハスコートの性能を最大限発揮するためにも
施工手順や方法を守って塗装するようにしましょう。
基礎中の基礎の用語解説でした。
いずれまたもう少し詳細の用語も記してみようと思っています。
建材事業部 外渉課 フセヒロシ
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