# 施工方法
# 施工基準(平場の場合)
下地調整剤 ロハスコートBW
主剤 ロハスコート
トップコート ロハスコートTSクリア
トップコート ロハスコートTS濃彩色
塗装方法 | 刷毛・ローラー・吹き付け |
標準塗布量 | 0.1kg/m² 100m²~200m²/1缶(16L) |
塗布回数 | 1~2回 |
希釈量 | 原料1:清水1(最大) ※無希釈でも可 |
色調 | 乳白色・塗布して無色 |
塗装間隔 | 1~2時間 |
主剤 ロハスコート
塗装方法 | 刷毛・ローラー・吹き付け |
標準塗布量 | ドライ塗膜 0.4mm・0.4kg/m² 30m²/1缶(16L) |
塗布回数 | 2~3回 |
希釈量 | 基本的に希釈なし ※エアレスの場合100cc前後 ※刷毛の場合 清水で5%前後 |
色調 | 基本色:淡彩色 |
塗装間隔 | 夏季1~2時間 冬季3~4時間 乾燥状態を確かめて塗り重ねる |
トップコート ロハスコートTSクリア
塗装方法 | 刷毛・ローラー・吹き付け |
標準塗布量 | 0.1kg/m² 100m²~200m²/1缶(16L) |
塗布回数 | 1~2回 |
希釈量 | 原料1:清水1(最大) ※無希釈でも可 |
色調 | 乳白色・ドライで透明 |
塗装間隔 | ロハスコートが充分に乾燥したことを確認後、塗布する |
トップコート ロハスコートTS濃彩色
塗装方法 | 刷毛・ローラー・吹き付け |
標準塗布量 | 0.2kg/m² 60m²/1缶(16L) |
塗布回数 | 1~2回 |
希釈量 | 基本的に希釈なし ※刷毛の場合 清水で5%前後 |
色調 | 濃彩色 |
塗装間隔 | ロハスコートが充分に乾燥したことを確認後、塗布する |
# 施工方法
コンクリート及びALC下地等/吸水性のある塗装下地
- 下地処理として、施工する下地の汚れ、表面の白華、浮き等は高圧水洗浄機を用いて、清掃除去して下さい。
- ロハスコート専用下地調整剤(ロハスコートBW)を原料1:清水1に希釈し、充分下地に浸透させて下さい。(無希釈でも可)
コンクリート等の表面が風化している場合は、ロハスコートBWを無希釈のうえ、2回塗りするとより効果的です。 - ロハスコート主剤の塗布(基本希釈は行わない)
- 中空断熱ビーズが上部に浮いている場合がありますので、パワーミキサーで必ずクリーミーな状態になるまで攪拌してから、塗布を行って下さい。
清水による希釈
塗装方法 希釈率(1缶16L当たり) 刷毛・ローラー 清水で5%前後 エアレス吹き付け 100cc前後
※夏季で、30度以上の気温の場合に限り、希釈は500ccまでとなります。
※攪拌の目安は、30秒~45秒くらいとなります。中空断熱ビーズが上に浮いているため、均等になるように上下の攪拌を行ってください。 - ローラー、刷毛、吹き付けで塗装してください。
- 必ず2~3回に分けて塗布して下さい。一度に塗布すると塗膜面に亀裂が発生します。
- 標準塗布量は塗膜厚確保のため、30m²/缶を目安に塗布してください。
- 塗布は縦塗り横塗りと、塗り方向を変えながら仕上げてください。
- ロハスコート乾燥後に、塗膜厚計により塗膜厚の確認(0.3~0.4mm)を必ず行なってください。
- 中空断熱ビーズが上部に浮いている場合がありますので、パワーミキサーで必ずクリーミーな状態になるまで攪拌してから、塗布を行って下さい。
- トップコート塗布
(ロハスコートTSクリアは最大で原料1:清水1の希釈を認めるが、ロハスコートTS濃彩色は希釈しない)
ロハスコートは標準として艶消し仕上げとなりますが、艶有りをご希望の場合は、ロハスコートを充分に乾燥させてから(主剤の施工翌日を推奨しております)トップコート(ロハスコートTS)仕上げをして下さい。
※塗布方法はローラー、吹き付け、刷毛、コテの全てに対応できます。希釈は作業の状況に合わせて調整してください。
※ガン吹き付けでの諸注意として、ロハスコートは高粘度塗料のため、使用するエアレス機は高粘度対応の機器で行ってください。また、使用するチップは口径0.38mm~0.58mmのものを推奨します。
推奨エアレス機機
※冬季の場合、凍結による塗膜の効果不良などが心配されるので、日没までに塗装が乾燥する様、作業工程を調整してください。
※ガン吹き付けでの諸注意として、ロハスコートは高粘度塗料のため、使用するエアレス機は高粘度対応の機器で行ってください。また、使用するチップは口径0.38mm~0.58mmのものを推奨します。
推奨エアレス機機
メーカー | エアレスタイプ | 型式 |
日本ワグナースプレーテック | ピストン式(電動) | PS-34 |
精和産業 | 高粘度対応(電動) | スーパー70E |
鉄板下地/吸水性のない下地
- 下地処理として、施工する下地のサビ、汚れ等は電動工具で除去した後、高圧水洗浄機で表面の油分、劣化した塗膜を清掃除去してください。
また、サビの部分は錆止め塗装を行ってください。(変性エポキシ樹脂塗料) - 鉄板系下地(吸水性のない下地)に塗布する場合、専用シーラー(ロハスコートBW)は基本的に必要ありません。
ケレンを行い、弱溶剤系の錆止めを塗布後、主剤を施工できます。
また、新設の折半屋根にはフッ素が塗布してある場合がありますので、その場合はプライマーを塗布後、主剤となります。念のため、密着テストを行ってください。 - ロハスコート主剤の塗布(基本希釈は行わない)
- 中空断熱ビーズが上部に浮いている場合がありますので、パワーミキサーで必ずクリーミーな状態になるまで攪拌してから、塗布を行って下さい。
清水による希釈
塗装方法 希釈率(1缶16L当たり) 刷毛・ローラー 80~300cc エアレス吹き付け 80~160cc
※夏季で、30度以上の気温の場合に限り、希釈は500ccまでとなります。
※攪拌の目安は、30秒~45秒くらいとなります。中空断熱ビーズが上に浮いているため、均等になるように上下の攪拌を行ってください。 - ローラー、刷毛、吹き付けで塗装してください。
- 必ず2~3回に分けて塗布して下さい。一度に塗布すると塗膜面に亀裂が発生します。
- 標準塗布量は塗膜厚確保のため、30m²/缶を目安に塗布してください。
- 塗布は縦塗り横塗りと、塗り方向を変えながら仕上げてください。
- ロハスコート乾燥後に、塗膜厚計により塗膜厚の確認(0.3~0.4mm)を必ず行なってください。
- 中空断熱ビーズが上部に浮いている場合がありますので、パワーミキサーで必ずクリーミーな状態になるまで攪拌してから、塗布を行って下さい。
- トップコート塗布
(ロハスコートTSクリアは最大で原料1:清水1の希釈を認めるが、ロハスコートTS濃彩色は希釈しない)
ロハスコートは標準として艶消し仕上げとなりますが、艶有りをご希望の場合は、ロハスコートを充分に乾燥させてから(主剤の施工翌日を推奨しております)トップコート(ロハスコートTS)仕上げをして下さい。
※塗布方法はローラー、吹き付け、刷毛、コテの全てに対応できます。希釈は作業の状況に合わせて調整してください。
※ガン吹き付けでの諸注意として、ロハスコートは高粘度塗料のため、使用するエアレス機は高粘度対応の機器で行ってください。また、使用するチップは口径0.38mm~0.58mmのものを推奨します。
推奨エアレス機機
※冬季の場合、凍結による塗膜の効果不良などが心配されるので、日没までに塗装が乾燥する様、作業工程を調整してください。
※ガン吹き付けでの諸注意として、ロハスコートは高粘度塗料のため、使用するエアレス機は高粘度対応の機器で行ってください。また、使用するチップは口径0.38mm~0.58mmのものを推奨します。
推奨エアレス機機
メーカー | エアレスタイプ | 型式 |
日本ワグナースプレーテック | ピストン式(電動) | PS-34 |
精和産業 | 高粘度対応(電動) | スーパー70E |
# 使用上の注意
- 凍結は絶対に避けてください。再融解しても断熱塗料としての性能を発揮できません。
- 保管に際し、高温長時間(例えば40度以上で数ヶ月放置)、あるいは蓋の密閉不良による水分の揮散は、ロハスコートを乾燥させ、硬化させてしまいますので注意してください。
- 過度の希釈は避けてください。成膜不良の原因となります。(水の添加による調整は1%以下としてください)
- 使用前には必ず攪拌してください。必要以上の攪拌は逆効果になります。(泡の抱きこみ等)
- 開封した缶は、できる限り一度で使い切ってください。使い切れなかった場合は、蓋の密閉を充分に確認し、できるだけ早く使用するようにしてください。
- 塗装作業要領及び道具類の洗浄は、一般の水性塗料と同じです。
- 塗装時に適合する温湿度条件も一般の水性塗料と同様です。 ※5度以下の気温及び80%以上の湿度がある日は作業しないようにしてください。他の水性塗料同様、一度乾燥した塗膜は水では溶解しません。
- 基本的には有機溶剤を使用しておりませんので人体に害はありませんが、念のためゴーグル・マスクの使用をお勧めします。(特に、吹き付け作業の場合)
# 応急措置
- 目に入った場合、正常な水道水で充分に洗浄した後、直ちに眼科医の手当てを受ける。
- 皮膚に付いた場合、付着物を拭き取り、温水と石鹸でよく洗う。
- 吸引した場合、気分が悪くなった場合には、直ちに新鮮な空気のある場所に移動し、安静・保温に努め、速やかに医師の手当てを受ける。
- 飲み込んだ場合、水でよく口の中を洗い、直ちに医師の診察を受ける。