LOHAS COAT blog 「遮熱と断熱の違い」

遮熱と断熱の違い

  • 遮熱や断熱というキーワードは近頃頻繁に

    聞くようになりました。

    住宅業界しかり、建設や土木などにもより重要さを増して

    登場するようになったのではないでしょうか。

     

    遮熱や断熱の考えは温暖化といわれる昨今において

    なくてはならない存在で、確かに20年前に比べて明らかに

    暑い!と思えるので、快適に過ごすためには必要な措置と

    一般的にも考えられていると思います。

     

    ロハスコートは「遮熱」と「断熱」の両方の機能を持った

    ハイブリッド塗料です。

    改めて「遮熱」と「断熱」について整理しておきましょう。

     

    【遮熱】とは?

    まずは遮熱です。字の通りの意味合いですが

    熱を遮るという意味ですね。

    熱を遮るとはどういうことか?

    日射を反射し、熱の侵入を抑えて熱の放射を防ぐ

    ということです。

    分かり易く図解しましょう。

     

    熱を通すのは壁面や開口部である窓(ガラス)からがほとんどです。

    太陽光(日射)は壁面やガラスを透過し内部へ熱を伝えます。

    この熱を遮熱面を作ることにより反射し、熱の侵入を抑えることで

    熱の放射を防ぎます。

     

     

     

    【断熱】とは?

    次に断熱です。

    こちらは熱を断つ(たつ)と書きますね。

    では、熱を断つとはどういうことか?

    熱移動・熱伝導を減少させ、熱の出入りを小さくすること

    となります。

    こちらも図解しましょう。

     

    こちらも熱の伝導という意味で壁面や窓(ガラス)面を想定します。

    太陽光(日射)により光が熱となって壁体内やガラス内を伝導します。

    熱が伝導し、内壁面へくるとその熱は放射され、人は部屋内で

    熱を感じるようになります。

    熱の伝導を抑えることが断熱です。断熱の仕組みは様々ですが

    熱伝導率をどのように低くできるかが断熱材の性能値といえます。

     

     

    【ロハスコート】の遮熱と断熱

    では、ロハスコートが持っている遮熱と断熱についてご紹介します。

    まずは図解から。

    太陽熱を約90%も反射するので非常に高い遮熱効果が得られます。

    これはロハスコートのトップコートが役割を果たしています。

    断熱効果についてはアクリルの中空ビーズを含んでいることで実現しています。

    断面図からわかるように中空ビーズの中にたくさんの空気の層が含まれています。

    空気というのは非常に熱を伝導しにくい素材です。

    単に断熱層で厚みを稼いでも熱が伝わりやすい構造であれば

    まったく意味がありません。

    要は熱をいかに伝えない素材か、です。

     

    【遮熱】ロハスコートのトップコートはこちら!

    【断熱】ロハスコートの主剤はこちら!

     

    夏本番を遮熱と断熱を組み合わせて快適に過ごしましょう!

     

     

    建材事業部 外渉課 フセヒロシ