よくある質問~内装へのロハスコートの使用方法
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投稿日:2019年06月22日 投稿者:外渉課
カテゴリー:雑記
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ロハスコートは外壁や屋根を塗装する専用の塗料だと
思われている方もいらっしゃるかと思いますが
内装にも使用できる内外装に使用可能な塗料です。
内装への利用方法としては下記が挙げられます。
・壁紙の代わりに使用
→石膏ボード・合板(ベニヤ)への施工
例)壁紙の代わりに塗料を施工
・剥き出し天井へ仕様
→モルタル仕上げ・コンクリートへの施工
例)剥き出し天井への塗料の施工
※ロハスコートを使用した事例ではありません。
このような例が大半と思われます。
場合により木部への塗装もあるかもしれません。
内装へ活用する際の利点も外装で使用する際と変わらず
断熱効果を活かすため、と言っても過言ではないでしょう。
内装への断熱効果として、
・冷暖房効果が高まりエアコンの効きが良くなる
・エアコンの効きが良くなることにより省エネ(節約効果)
・室外からの熱を室内へ入れにくい
・室内の熱を室外へ出しにくい
ということが挙げられます。
内装へのロハスコートの施工方法
それではどのように断熱塗料であるロハスコートを
内装へ使用するかご説明します。
・石膏ボードへの施工
①ボードジョイント部はパテを入れ表面に凹凸が無いよう平滑にしておく
②下地調整剤ロハスコートBWを2~3回入念に塗布する
※通常より回数を多くすることにより吸い込みムラを防ぐ
③しっかり乾燥させたらロハスコート主剤を塗布
・合板(ベニヤ)への施工
①ジョイント部はパテを入れ、表面に凹凸が無いよう平滑にしておく
②アク止めシーラーを前面に塗布しアクを防ぐ(場合により2回入れても可)
③下地調整剤ロハスコートBWを2~3回入念に塗布する
④しっかり乾燥させたらロハスコート主材を塗布
・木部への施工
①シーラーはアク止め、ヤニ止めを場合により併用し縁を切る
②下地調整剤ロハスコートBWを2~3回入念に塗布する
③しっかり乾燥させたらロハスコート主剤を塗布
となります。
ポイントとして吸い込みが強い下地と縁をしっかり切るために
ロハスコートBWを入念に塗布することです。
ここで塗布が甘いと吸い込みムラができ
色むらや割れといった不具合が起きやすくなります。
一般的な仕上げ面で使用する機会は少ないかもしれませんが
例えば店舗の天井剥き出し面に使用したり、
マンションの吊天井の裏の天井躯体面に断熱効果のために
施工したり、と断熱に特化した使い方もあります。
ただの塗料ではないので、カラー使いを楽しむということではなく
断熱効果を期待して使用するということになりますが
断熱材ほど厚みがなくても断熱効果があるので
(断熱材との断熱性能の比較は差があります)
使用する場所によっては非常に便利です。
使用方法や効果についてもお気軽にお問い合わせくださいませ。
ロハスコートBW(下地調整剤)の商品ページはこちら
ロハスコート主剤の商品ページはこちら
建材事業部 外渉課 フセヒロシ
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