雪にも対応するロハスコート
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投稿日:2020年01月29日 投稿者:外渉課
カテゴリー:ロハスコートシリーズ
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1月もあとわずか、本格的な冬を迎え
関東でも雪が降ることも増えてきました。
昨日は季節外れ?の大雨も降ったりするなど
外壁や屋根が雨雪に晒されるようにもなっています。
ロハスコートは雨にも強いのはもちろん、
雪にも対応している外壁塗料です。
外壁・屋根において雪による影響はどんなことがあるでしょうか。
・湿気で木材が膨張する → 乾燥すると縮んで亀裂を起こす
・雪(冷える)→晴れる(温まる)の温度変化による塗膜の劣化
・雪の重みで形状が変化し、割れる・亀裂を起こす
・雪解け水による雨漏り
こんなことが考えられます。
大きく分けると2種類の影響が考えられます。
①温度変化・湿度変化による塗膜の変化
②形状変化などによる雨漏り
それぞれについてロハスコートにどんなことができるか解説します。
温度変化・湿度変化による塗膜の変化
雪が降ると建物で使用している木材が湿気を吸って膨らみます。
雪が解けると冬の乾燥も相まって木材の湿気も放出され収縮します。
この際の膨張・収縮が木材にズレを生じさせ
割れたり、亀裂を生じさせたりしてしまうのです。
また、雪の冷却とその後の晴天による温度上昇により
塗膜には大きな温度変化が起こることにより塗膜が劣化することがあります。
さて、こうした現象は自然現象なので防ぐことはできませんが
ロハスコートができることとして
・湿気への対応=通気性を有する
・アクリル中空ビーズによる断熱層が温度変化を抑える
という点が挙げられます。
ロハスコートは防水性を有しているのにプラスして
通気性も併せ持った塗料です。
建物内の全ての湿気を通すことはできませんが
通気性のない塗料に比べ建物のダメージを少なくすることができます。
また、アクリル中空ビーズが塗膜内に無数に存在しているので
断熱層があり、温度を通しにくい塗料でもあります。
冷却されるのを緩和するので、塗膜も長持ちしやすくなります。
形状変化などによる雨漏り
積雪により屋根への負荷は非常に大きくなります。
単純に重さによる屋根の形状変化も起こりますが、
融雪による雨漏れも非常に問題の一つです。
そんな原因のひとつが「すが漏り」という雨漏りです。
どんな仕組みかというと
こういった仕組みです。
積雪の際に室内からの暖気が断熱性能の低い天井を抜け
雪にまで達すると一部融雪し、「つらら」ができたりします。
つららができる手前では融雪水が発生していますが
融雪水が氷となって邪魔をして行き場のない水が発生して
屋根材の隙間から浸水(雨漏り)することがあります。
この現象は屋根材や塗料だけでは限界もあるので
一概にロハスコートだけで防ぐことができるとは言えないのですが
塗料に断熱性能があること、防水性能があることで
防ぐ効果は高まります。
屋根へもしっかりロハスコートを塗布して、
できれば屋根への断熱性能もアップさせて、
厳しい冬を不安なく過ごしましょう。
ロハスコートの性能についてはこちら
https://lohascoat.jp/point/merit.html
ロハスコートの商品のご案内はこちら
https://lohascoat.jp/products/list.html
建材事業部 外渉課 フセヒロシ
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