LOHAS COAT blog 「適正塗膜厚について」

適正塗膜厚について

  • 外壁塗装が行いやすい時期に入ってきました!

    通勤途中でもあちこちで足場をたてて

    外装のメンテナンスをしている様子が伺えました。

     

    ロハスコートもできれば雨の時期を避け

    暑すぎない時期に施工したほうが職人さんも施工しやすく、

    適正な施工手順が追いやすいのでオススメです。

     

    ロハスコートは様々な下地に対応し、断熱性能を発揮する塗料です。

    ですが、適正な断熱性能を発揮するには適正な施工をする必要があります。

    意外とわかりにくいロハスコートの塗膜厚について

    ご説明いたします。

     

     

    ①下地処理

    下地処理の際は専用のロハスコートBW(下地調整材)を使用し

    下地にしっかり浸透させます。

    ここでは無希釈で2回塗りすることも場合によりあるので

    塗膜厚というよりはしっかり塗布できているか、隙間がないか

    確認してください。

    標準的な塗膜厚は0.05mm(50μm)となります。

     

     

    ②主剤塗り

    ロハスコートのクールホワイト・基準色・特別色にあたる主剤を塗ります。

    塗装回数は環境・条件などにより異なりますが

    最低2回は必要となります。

    2回以上、各回に間隔(最低でも2~4時間)をあけて乾燥させてから重ね塗りします。

    ただし、あまり回数を重ねるとクラックが起きる原因ともなりますので

    2~3回を目安に塗布するようにしてください。

    主剤の標準的塗膜厚は0.4mm(400μm)となります。

    これに満たない場合は適切な断熱性能を確保できません。

    上記塗膜厚となるよう回数をわけて塗布してください。

     

     

    ③トップコート塗り

    主に遮熱・汚れ防止・美観維持の性能を持つトップコートですが

    こちらは基本的に1回塗りとしています。

    ロハスコート主剤がしっかり乾燥していることを確認し、

    基本的に希釈無で塗布していきます。

    こちらの標準塗膜厚は

    クリアで0.08mm(80μm)、

    濃色の遮熱トップで0.1mm(100μm)となっています。

     

     

    上記、塗膜厚は適切な施工をしていただかないと

    何回塗っても効果が出ず、ロハスコートの性能をご体感いただけません。

    特に難しいことではないですが、しっかり塗膜厚を守って遮断熱機能を発揮させてあげましょう!

     

    外渉課 フセヒロシ